「いじめ74(なし)ツアー」

カミナリグモ

カミナリグモは、中毒性の高い世界観で支持者を増やしているロックバンドです。サウンドには、危うさと人懐っこさの同居していいます。 上野啓示とghoma(成瀬篤志)からなる日本のロックバンドです。2002年に信州大学在学時に、Gt.&Vo.上野啓示を中心に活動を開始しました。 翌年の2003年に、リズム隊が脱退しますが、上野啓示のソロプロジェクトとしてカミナリグモ再スタートしています。様々なバンド形態を経て、しばらくはサポートメンバーを加えたソロ活動を行っていました。2005年に、自主制作音源『プラネタリウム』を発表します。長野ネオンホール、下北沢440にて、初のワンマンライブを行い、地方ツアーや、自主企画などを軸としたライブ活動を展開していましたが、それから先の展望を模索するため、音楽活動を一時休止していました。

2007年、何度かサポートを務めたことのあるキーボード&シンセベース担当のghoma(成瀬篤志)が正式加入しました。ちなみに、ghomaは上野の大学の先輩に当たります。このghomaの加入を機会に、ライブ活動を再開することになりました。

2008年、1st Maxi Single『春のうた』、7月には、2nd Maxi Single『王様のミサイル』を力塾レーベルよりリリース。DATE FM(FM仙台)に続き、K-MIX(FM静岡)でレギュラー番組がスタートしました。11月には1st Album『ツキヒノォト』 をリリースして、リードトラック『キミだけのカーテンコール』が、CDTVエンディングテーマに選曲されたこともあり、カミナリグモは、注目を集めることになりました。

2009年には、かねてからライブサポートやレコーディングにも参加していたドラムの只熊良介がカミナリグモに正式に加入しましたが、2009年11月に音楽の方向性の違いを理由に脱退します。そして急遽、元くるりのフリードラマー森信行をレギュラーサポートとして迎えることになりました。

2010年7月にメジャーデビューしますが、そのキッカケは会場で手渡しした音源が評価されたことです。そして、山中さわお(the pillows)プロデュースよって、Maxi Single『ローカル線』をリリースして、11月にメジャー1stアルバム『BRAIN MAGIC SHOW』をリリースしました。

2011年に、渋谷CLUB QUATTROで、初のワンマンライブ『BRAIN MAGIC SHOW TOUR』を成功させました。

2011年4月には、広島FM『カミナリグモ Radio Red Baseball』がスタートします。

2011年6月にはMini Album『SCRAP SHORT SUMMER』をリリースして、山中さわお主催の「SAWAO VS. YOUNGSTER」に全公演参加しました。

2011円7月~8月にかけて行われたのは、4ワンマン公演です。東名阪、長野で「SCRAP SHORT SUMMER TOUR」を開催。

2011年11月2日には、メジャーの2ndアルバムとなる「SMASH THIS WORLD!」をリリースします。

2011年12月3、4日下北沢CLUB Quにて、皮きりとなるワンマンライブ2daysをスターとさせて、初の広島ワンマンライブを含めた全国5会場の「SMASH THIS WORLD! TOUR」を開催。

2012年、4月には渋谷CLUB QUATTROで、10周年のアニバーサリーワンマンライブ、「Foolish Songs In April」をで開催しました。

2012年8月にはインディーズ時代の名曲『王様のミサイル』をメジャーで再リリースしました。 『王様のミサイル』ワンマンツアーは6会場となり、東名阪、長野、広島、福岡で開催されました。

2012年11月に最新アルバム『MY DROWSY COCKPIT』をリリースしています。

「王様のミサイル」

カミナリグモを代表する曲でもある初期のナンバー「王様のミサイル」ですが、カミナリグモがちょうど活動を始めて10周年でリリースされた曲です。「王様のミサイル」はカミナリグモが活動を始めて1年目の終わりの頃に出来上がった曲です。音楽ニュースナタリーのインタビューで「王様のミサイル」を作ったときのことを上野は話をしています。

──作った頃のことは覚えてますか?

覚えてますね、漠然とですけど。まだ大学生で20歳ぐらいだったのかな。ひとり暮らしのアパートで、ブラウン管の向こうのとんでもない世界の出来事を観て。それで一晩で書き上げたような、そんな曲です。作ったときはいつもどおりというか、いい曲ができたなという手応えはあったんですけど、こんなに長く歌い続ける曲になるとは思ってなかったです。リリースをするのは自主制作も含めると3回、オムニバスも入れると4回かな。こうやって何度もリリースの機会を与えてもらえる曲もそんなにないし、それだけ味方になってくれる人が多い曲なんだなというのは感じます。バンドにとって大事な曲だなっていう認識ではいますね。

──2003年といえば、イラク戦争の年ですよね。9年前とは状況は違うものの、日本も世界も今は不安定なことが多くて。この曲で歌われていることは、そういう世の中の気分とも図らずもリンクしてしまうところがありますね。

戦争という国同士の争いに限らず、個人レベルでも争いはなくならないし……やっぱりこういう復讐や憎しみの連鎖というのは、嫌なことだけど普遍的なものだと思うんですよね。僕もすごく人を嫌いになることもあるし、逆に嫌われることだってあるし。いろんな人がいろんな環境でいろんな価値観を持って生きてきて、立場が違えば理解も違うし、人間は決して完璧ではないので。本当はこの歌が必要とされていない世界が理想なんでしょうけど。9年経ってもこの曲が持つテーマは変わらないし、今このタイミングで改めて思うところはあります。戦争という重いテーマの曲ではあるんですけど、理想どおりにいかない現実にどう立ち向かっていくのか、という自分の世界観がしっかりと込められてるんだなって。基本的には人間なんて無責任な生き物で、そこをカバーしてるのが想像力だと思うんですよ。あれだけ大きな震災が起こって、当初はもっとシリアスな出来事として受け止めてたけど、だんだんそれも薄れてくると、今日の晩ごはんだとか読んでたマンガの続きが気になったりとか、そうなってくのは当然で。この歌に対する自分の感覚にも気分によってムラがあったんですけど、9年前に作ったこの曲が、自分の理想と現実に対する捉え方の原点になっていると、最近改めて気付いたことはとても大きかったと思います。

カミナリグモ ディスコグラフィ

シングル

2008年4月9日 春うた

1 春のうた

2 美しい世界

3 よろしくね

4 王様のミサイル -instrumental-

2008年7月30日 王様のミサイル

1 王様のミサイル

2 ソファ

3 僕でいたいのさ

4 キミのことを考えてる

2009年7月29日 夕立のにおい

1 夕立のにおい

2 バスと占い師

3 真夏のスコール

4 きらきら

2009年11月27日 Weather Swimmer(“へきれきとカミナリグモ”名義でライブ会場限定発売)

メジャーリリース

2010年7月21日 ローカル線 (the pillows 山中さわおプロデュース楽曲 )

1 ローカル線

2 流れ星を待つよ

3 SKIP(TOMOVSKY楽曲カバー)

4 それはある日の出来事

2012年8月8日 王様のミサイル

1 王様のミサイル

2 ミスマッチ

3 Goodbye,you all

4 シンガー