「いじめ74(なし)ツアー」

SAY

ジャパニーズ・ウエッサイの立役者として、名前があがるのはSAYです。

彼女の父親は牧師。牧師である父親の影響から、幼いころからゴスペルを聴いて育ちました。中学生の時に聴いた『TLC』にショックと影響を受け、ストリートダンスと作曲を同時に始めました。そして高校卒業後、デビューを目指して状況。都内や横浜・横須賀を中心にライブ活動を始めて、ダンスや歌でステージで魅了しています。ダンスや歌だけではなく、作曲、作詞、サウンド制作、そしてレコーディング等すべて自ら行うマルチな才能をもつアーティストです。

ジャパニーズ・ウエッサイシーンの女性シンガーSAY

SAYのデビュー曲は「Let’s get a party feat.Kayzabro(DS455)」です。ジャパニーズ・ウェッサイ・シーンで活躍しているDS455、OZROSAURUS、BIG RONなど多くのアーティストのなかで、爽快感溢れる歌声で着実に認知度を上げています。彼女の快進撃は、デビューに先駆けて2009年8月に着うた(R)、着うたフル(R)で配信された「スーパー スター」は多数のクラブ系着うたサイトで軒並み1位を獲得しました。そして、先行配信されたデビューシングル「Let’s get a party feat.Kayzabro(DS455)」は第4回レコチョク新人杯でも3位に選出されることになりました。

そんな彼女のデビューシングルは、ジャパニーズ・ウエッサイ・シーンの重鎮、DS455よりKayzabro氏を迎えたラグジュアリー感がたっぷり満載に溢れているパーティーチューンに仕上がりました。。サウンドプロデュースには、ICEDOWN氏を起用しています。ICEDOWN氏は、クリスタル・ケイやBoA、中島美嘉など多くの実力派アーティストのサウンド・プロデュースでも名高い方です。ウェッサイ・サウンドに軸を置きつつも、親しみやすいサウンドに仕上がりました。

ウエッサイとは?

ウエッサイファッション(男性の場合)は、キャップをかぶっている写真が多いです。そして、両手でWをつくる指をした写真などもあります。ウエッサイはアメリカのLAを中心とした西海岸つまりウエストコーストで生まれたヒップホップカルチャーです。ヒップホップの主流はNY、東海岸です。その東海岸に対する西海岸(ウエストサイド)のオリジナリティを主張するのが、ウエッサイです。ウエッサイは、音楽性だけではなくライフスタイルを含めた価値観にファッションとウエッサイ独自のカルチャーとして発展してきました。

アメリカのウエッサイ・シーンのパイオニアといえば、西海岸の伝説的ヒップホップ・クルー=N.W.A.です。Dr. DreやIce Cube、Eazy-Eらが在籍していました。1980年代中頃から活動した彼らの、ウェストコーストの人々の実情をリアルに描いた“ギャングスタ・ラップ”は、ウェッサイ・シーンの独自性を世に知らしめる存在となりました。ギャングスタ・ラップに象徴されるウエッサイは、Gファンクと呼ばれるPファンクをサンプリングします。そして、シンセサイザーなどの電子音を取り入れるトラックになります。一方NYなどのイーストコーストのサウンドはジャズトラックを使用した楽曲が多いのが特徴です。

その後、N.W.A.を脱退したDr. Dreのアルバム『Chronic』やSnoop Dogの『Doggystyle』に代表される“Gファンク”と呼ばれるムーブメントが90年代に起きました。このGファンクによって、ウェッサイ・シーンが再び大きな注目を集めることになりました。ウエッサイ・シーンの中で、今でも高い人気があるラッパー、2PACですが、25才の若さで夭折しました。(銃弾4発を被弾)2PACは、ウェッサイ・シーンのカリスマとして、エミネムなど多くのアーティストに影響を与え続けている伝説のカリスマラッパーです。

ウエッサイの特徴

ウエストコーストの明るく陽気な気候を感じさせるトラックと、電子音を多用したサウンドはとてもラグジュアリーです。そしてラップはメロディアなフローです。ラップにのせるリリックは日々の日常を生々しく描いています。そして、『地元愛』を強調することが多いです。リリックには実際にウエストコーストの固有名詞がよく載せられています。

ファッションは、ワークウエア・ブランドの『Dickies』と、キャップは『New Era』そして、首から大きなロゴ入りのネックレスを下げます。アメリカのウエッサイアーティスト達の共通点として、生まれが貧しいスラム街やストリート出身者が多いため「成り上がりマインド」があります。「成り上がりマインド」を象徴するものに、美女をはべらせ豪華なジュエリーをまといますが美女を乗せる車は、オールドアメリカ車のシボレー・インパラにキャディラック・ベビルなどの古くて大きな車をカスタムした「ローライダー」と呼ばれる車高の低い車に美女を乗せてというのが、ウエッサイの特徴でもあります。

イーストコーストVSウエストコースト

ヒップホップ東西抗争は、1990年代頃から東海岸を代表するディディ(パフ・ダディ)、The Notorious B.I.G.(ノトーリアス・B.I.G.)擁するバッド・ボーイ・エンターテインメント(Bad Boy Entertainment)と、西海岸を代表するスヌープ・ドッグ、2PAC(2パックの出身はマンハッタンのハーレムですが、最盛期の活動場所はウエストコースト)らが所属するデス・ロウ・レーベルとの対立が象徴的です。両海岸のアーティストたちはお互いを牽制、威嚇、中傷し合いました。中傷や罵り合いの内容はラップの歌詞にも現れています。そして、ギャングやマフィアを巻き込んだ暴行、襲撃、発砲事件などに発展していきました。ヒップホップ史上最悪であるこの東西抗争は、2パック、ノートリアス・B.I.G.(銃弾を受け24歳で死亡)という両海岸を代表する有能なMCを、ともに銃撃事件で失うことになりました。事態を重く見たドクター・ドレー(N.W.A.の初期メンバーで、ヒップホップ分野で影響力があり有名なプロデビューサー)が沈静化に努力しました。今現在は、個人間のビーフ(中傷合戦)を除いて、イーストコーストVSウエストコーストのヒップホップ東西抗争は沈静化しています。

ジャパニーズ・ウエッサイシーンで活動している女性シンガーSAYは2010年4月14日にファーストアルバムお「One Love」をリリースしました。ストリート色満載で、ダンサブルな楽曲から、メロウなバラードまでSAYのいろいろな表現が楽しめるアルバムです。そして、ジャンルの我部を越えKayzabro(DS455)、MACCHO(OZROSAURUS)、BIG RONをはじめとした、豪華ゲスト・アーティストが参加しています。

『One Love』

1 Intro

2 Let’s get a party feat. Kayzabro(DS455)

3 Interlude

4 U Got Friends

5 Physical

6 スーパースター

7 どこにいても

8 Lies

9 Ride Wiz Us feat.BIG RON,GIPPER,DJ☆GO

10 桜 feat.TWO‐J

11 One Love feat.MACCHO(OZROSAURUS)

12 Outro

そして、10周年記念でフューチャリングベストが出ています。

1 Get Up!! feat. GIPPER / SAY

2 Let's Get A Party feat. Kayzabro(DS455) / SAY

3 熱帯夜 feat. Kayzabro, MACCHO(OZROSAURUS), SAY / BIG RON

4 Summer Time Magic feat. SAY / TWO-J

5 LADY JANE feat. SAY / S.T.M

6 With My Sunshine with Kayzabro & SAY / ALLY & DIAZ

7 Ride Wiz Us feat. BIG RON, GIPPER, DJ☆GO / SAY

8 Summer High feat. GIPPER, RICHEE, SAY / BIG RON

9 雨のち晴れ feat. GAYA-K & SAY / DJ☆GO

10  A!HA!HA! feat. 山口リサ / SAY

11 Driving High feat. SAY / ZANG HAOZI

12 ぺダル feat. 般若, SHINGO★西成 / SAY

13 ずっと feat. SAY / DESTINO

14 イントゥ・ユー feat. SAY / DS455

15 風吹く土曜 feat. SAY / OZROSAURUS

16 We Are The One feat. AK-69 / SAY

17 One Love feat. MACCHO(OZROSAURUS) / SAY